リドヴォーでシャンパーニュ。

ちょっと珍しい病気になってしまったコピーライターの日記です。

怒りっぽい人ほど、がんになりやすい?あるアナウンサーの記憶・・・

朝5時起きでお台場に通っていたときのこと

 

最近フリーになった男性アナウンサーが、悪性リンパ腫と診断されたそうだ。

かなり前のことになるが、私はその人と

仕事の現場で毎日のように顔を合わせていたことがある。

 

その頃私は、朝の情報番組の中で流される生コマーシャルの台本を書いていて、

担当の日は朝いちばんでテレビ局に入り、7時からのカメリハに参加していたのだ。

 

彼は、その番組のサブキャスター的なポジションだったのだが、

画面で見る印象とはまったく違い、かなり強力なパワハラ体質。

スタッフを怒鳴りつけるのは日常茶飯事、

時にはモノを投げつけるなど、

アンガーマネジメントが苦手な人のようだった。

 

冒頭のニュースに触れたとき、最初に思ったのは、

「やっぱり、怒りっぽい人ほどがんになるのかもしれないな」ということ。

 

怒りはからだを蝕む!?

 

最近、がんに関する本や情報をいろいろと集める中で、

がんを引き起こす大きな要因は“怒り”かもしれないと思うようになった。

 

実は私も、両親や家族に対する怒りを長年溜め込んできた。

くだんのアナウンサーも、

内面ではさまざまな葛藤があったのかもしれない。

 

先日読んだ「がんが自然に治る生き方」にも紹介されていた

マーク・トウェインの言葉。

 

Anger is an acid that can do more harm

to the vessel in which it is stored

than to anything on which it is pured.

 

「怒りとは酸のようなものだ。

ため込むと容器が傷を負う。

吐き出して相手を傷つけるよりも、

ずっと大きな傷を」

 

抑圧してきた感情を手放すのは、なかなか難しい。

さて、どのように立ち向かえば良いのか、まだまだ模索中…。