自分の「ポンコツぶり」をまた思い知る季節が巡ってきた。
確定申告が苦痛なのは、
数字に弱く計算や経理作業が苦手なせいと思いこんでいたけれど、
フリーランス21年目の今年、はた、と気づいた。
「自分のダメさや醜さと向き合うこと」が辛いのだと。
申告するからには損はしたくない、
ちょっとでも多く還付金を手にしたいというセコさ。
反面、経費を計上し過ぎたりして
税務署に目をつけられたらコワい、という臆病さ。
昨年は多額の医療費がかかったのに、
肝心の領収書類が行方不明、というだらしなさ。
作業にかかる日数は概ね2~3日なのですが、
その間何度も、自分は使えないダメ人間、と痛感する。
ああ、もうこんなことを20年以上繰り返している
自分の進歩のなさよ・・・・
結局、探しても入院費の領収書が出てこないため、
加入している健康保険組合に電話をかけ、
「医療費のお知らせ」を再送していただく。(すみません)
それによると、高額医療療養制度が適用されているものの、
昨年1月の入院費だけでも支払いはゆうに20万を超えており
結構な控除額になるに違いない。
申告書に入力、計算してみたところ・・・・
なんと、控除はゼロ。
これはつまり、加入していた医療保険からの給付金で
全額カバーできてしまったから。
なんというか、骨折り損のくたびれ儲けというやつ。
自分のだらしなさ、ふがいなさに改めて脱力した次第・・。
冬に雪、夏に嵐がくるように 生きるも病むも自然の摂理