わたしは錆びた1本の管
人生初・内視鏡検査が無事終了。
昨年、胸腺腫が発覚して
CTやらPETやらいろいろと検査はしたものの、
消化器系の病変は見つかりにくいと聞いていたので、
一念発起!
どうせなら一度に済ませておこうと、
胃と大腸の内視鏡検査を一日で。
前日の検査食、当日の絶食、下剤処置などを乗り越え、
いざ15時から胃の内視鏡、続いて大腸から十二指腸・・・
意外なことに、鎮静剤の効果で苦痛はゼロ。
特に胃の検査はまったく記憶なし、
腸検査の最後の方は薄ぼんやりと、
「あ、お腹が何かもぞもぞするなー・・・」くらいの感覚でした。
結果、「胃も腸も食道もきれいな状態」とのこと。
長年さんざんお酒飲んできたし、
ポリープの1つくらいは見つかる覚悟だったので、
やれやれ一安心です。
帰宅して、たらの切り身でアクアパッツアをつくり、
温かいつみれ汁と白和えをいただく。
丸一日絶食した後だから、しみじみ美味しい。
昨年以来、「検査」のたびにナーバスになるわたし。
問題がなかったというだけで、
ご褒美をもらったような幸せをかみしめています。
内視鏡上と下から貫通し わたしは錆びた1本の管
今週のお題「自分にご褒美」