コロナに感染していなくても、コロナのせいで亡くなる人々・・・
今や、病気といえばすべてコロナ一色、
病院にはコロナの患者しかいないような錯覚に陥りそうなほどだが・・・
もちろん、今この時にもさまざまな病気や怪我、
さらにはもっと深刻な病が発覚して、一刻を争う状況に直面しているひとがいる。
というか、数的にはその方が圧倒的に多いだろう。
たとえば、東京都の平成30年度の救急活動状況を見ると、
1年間の救急出場件数は818,062件。
これを一日当りに換算すると、約2,241件。
この数日の東京都の新型コロナ陽性判明者を100名前後とすると、
20倍以上となる。↓
私が悪性腫瘍の手術を受けたのは、約2か月前。
もしそれが今だったら?
もっとも、私が入院したのはがん専門病院だから
感染症患者の受入れはしていないし、
手術は粛々と行われたかもしれない。
でも、多くの病院ではこのコロナ禍の影響で手術が先延ばしされ、
そのせいで命を落とすことになる方もいるのではないか・・・
以下、
慶應大学病院のドクターによるFBへの投稿を一部抜粋。
↓
(コロナの)重症者が増えるということがどういうことか。
延期できるものはすべて延期されます。
だから何って思いましたよね?
どういうことか。
あなたやあなたの大切な人に癌が見つかったとします。
手術さえすれば全部取りきれそうなレベルです。
でも、最短で数ヶ月、下手したら半年先まで手術できませんって言われます。
なぜか。
手術後は集中治療室のベッドを使うからです。
そのベッドが、コロナの重症患者で使用している/するので、現状もう手術患者に使える場所が存在しないからです。
日本はもうこの状況まできています。
他人事じゃないんです。
自分の大切な人を守りたければ。
自分の大切な人を守って欲しければ。
お願いだから遊びにでないで。
社会的距離を保って。
本当に、本当に、いま止めないと。