リドヴォーでシャンパーニュ。

ちょっと珍しい病気になってしまったコピーライターの日記です。

手術日決定。6泊7日の入院は、ちょっとしたバカンス気分で

仕事の合間を縫うような綱渡りの日程

 

胸腺腫の疑いを指摘されてから2ヶ月半。

ようやく手術の日程が決まり、来週金曜日に入院することに。

 

23、24はもともとムービー撮影の予定だったけれど、

諸事情により立ち会わなくて良いことに。

その代わり、2月5日以降のナレーション録音への立ち合いが必須に。

順調に行けば1月30日に退院できるはずだから、

ぎりぎり間に合うはず!

その前に2月3日、レギュラー仕事のオリエンには果たして出席できるのか!?

 

などなど、“手術への不安”を感じるよりも、

「仕事をいかに回していくか」に頭を悩ませる日々なのであります。

 

 手術への不安は不思議と希薄

 

身体にメスを入れるのは人生初。

とはいえ、全身麻酔で眠っている間にすべてが終わるのだし、

そりゃ術後はそれなりに痛みや不快感があるだろうけれど、

出産の痛みに比べれば我慢できないほどではないだろう。

執刀される先生はかなりの凄腕みたいだし!

 

がん治療のセンパイである友人が最近インフルに罹患して、

「がんの手術より(インフルの方が)きつい!ダメージ大きい」

とぼやいていたことも、気持ちをいくぶん軽くしてくれた。

 

入院費用は若干かさむけど仕方ないか・・・

 

通常、入院は手術の前日で良いのだが、

術日が月曜なので、前倒しの入院となった。

つまり、24日の金曜日は術前の検査などがあるが、

続く土日は多分ヒマ・・・

(しかし入院費は2日分余分にかかるのが痛い)

せっかくなので銀座で映画を観たり、築地場外でお鮨を食べたり

観光気分を味わおうかと能天気に構えている。

 

そうはいっても腫瘍摘出手術なんだから、

「万が一」の可能性もゼロとはいえない。

簡単なエンディングノートも用意しておかないとね。

 

我ながら不思議なのですが、旅行に出かける前のような、

非日常へのワクワク感さえ感じているのです。